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ウモレベンケイガニ♂(伊勢湾沿岸、6月)
ウモレベンケイガニ
海域汽下汽上淡水陸上
伊勢湾および三河湾流入河川の河口付近にて確認しました。
河口域に状態の良い葦原が残されているような場所の転石や流木下でみられることが多いそうです。
この小さくて渋いベンケイガニの存在を知ってから、どうしても見てみたくて干潟へ行く度に捜していたのですが、
なかなか見つけることはできませんでした。
いつも干潟へ行く時は大潮の日が多いのですが、たまたま小潮の日に出かけた時のことです。
当然あまり潮は引いていないので、葦原のほとんど陸の部分の石をめくっていると、思いがけずこのカニがゴロゴロ出てきました。
それまで、てっきりもっと低い場所にいるものと思いこんでいたので低潮線付近ばかり捜していました。
何故そう思っていたのかは謎ですが、先入観とは恐ろしいものです。
恐らくは夜行性のカニであり、日中は殆ど出歩くことなく過ごしていると思われ、
石などをどけて姿を晒されても他のベンケイガニ類のように素早く逃げることはまずありません。
むしろ足を伸ばして地面に張り付くようなポーズをするので、”私はその辺の石ころですよ”
とでも言っているかのようです。
また、捕まえても殆ど抵抗らしい抵抗もしませんが、地面に置いて突ついてやると以外と速く歩く事ができます。
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