ムラサキオカヤドカリ


ムラサキオカヤドカリ
夜間、道路脇で宿を交換していた。(奄美大島、2002.9)

ムラサキオカヤドカリ

海域汽下汽上淡水陸上

南西諸島各地で多く見られるオカヤドカリですが、分布の中心は沖縄、奄美諸島辺りらしく、実はそれ以南では南に行くにしたがって少なくなり、 宮古島あたりまではそこそこ見られますがそれより先の八重山諸島まで行くと殆ど見られなくなります。
小型の個体はナキオカヤドカリと並んで、海岸近くで最も普通にみられるオカヤドカリ類ですが、大きい個体ほど内陸側に進出している傾向があるように感じます。
酷似するナキオカヤドカリとは、眼柄の下側の色が違う(白っぽい→ムラサキ;暗色→ナキ) との事ですが、特に小型個体ではぱっと見ではなかなか区別が難しいところです。
また、大型になるにつれて、特徴である紫色は濃くなる傾向にあります。 従って、チョウセンサザエやアフリカマイマイに入るくらいの大きさになると、 ナキオカヤドカリはそこまで大きくならない事もあり、簡単に見分ける事ができます。
形態以外の特徴として、他種に比べると、体躯に対して小さめの”宿”を選ぶ傾向があり、後甲あたりまではみ出て剥き出しになっている個体も少なくありません。
また、ナキオカヤドカリと同様に、本種も他個体から攻撃された際などに”鳴き”ます。


宿が小さ過ぎます。
(沖縄島、2002.7)


大型個体の宿は定番のチョウセンサザエ。
(沖縄島、2002.7)




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