フジテガニ


フジテガニ
フジテガニ♂(西表島河川、2005.10月)

フジテガニ

海域汽下汽上淡水陸上

沖縄島、西表島のマングローブ域にて確認しました。
比較的小型のベンケイガニ類で、転石下等に巣穴を掘って生活しているようです。
形態はウモレベンケイガニとよく似ており、みかけた際も一瞬ウモレかと思いました。
しかし、ウモレが危険を感じると硬直して”死んだフリ”作戦を取るのに対し、 本種は危険に際しては脱兎の如く逃げ出します。
実は、これもずっと見たかったカニの1つなのですが、実際目の前にいるのにそれと気付かず、 ウモレと思っていたカニがいきなりダッシュで逃げ出して面食らうとは、何ともお恥ずかしい話です。
ウモレとは、鋏脚可動歯上面の顆粒が30個程度と多い事、甲面の凹凸が少ない事等で区別できます。

尚、本種はアカテガニ属(Chiromantes)に分類されていますが、前述の通りClistocoeloma属と形態的に非常によく似ています。


背面♂
(西表島河川、2005.10月)


転石下から出てきた
(西表島河川、2005.10月)


硬直姿勢はとらない
(西表島河川、2005.10月)


♂個体
(西表島河川、2005.10月)


腹面♀
(西表島河川、2005.10月)


背面♀
(西表島河川、2005.10月)


♀個体
(伊勢湾沿岸、6月)

<参考文献>
2001:マングローブに関する調査研究報告書, (財)亜熱帯総合研究所




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